リタ・ヤニー「row covers」1966年アメリカ生まれ
小林 裕児「桃色の鳥を捉えた」1948年東京都生まれ
ラクチャ・テムレン「あかとんぼによるしあわせ運動」1972年モンゴル生まれ
本田 希枝「舞台」1945年神奈川県生まれ
大薗 弘治「連類」1957年東京都生まれ
寺田 和幸「自然観察の方法 '08-0902」1957年東京都生まれ
市野 英樹「男」1942年愛知県生まれ
展示風景
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2008年12月1日(月)―12月13日(土)
「七つの風韻展」に寄せて
このたび白銅てい画廊の企画により、ユニークな展覧会を開催させていただくことになりました。
日本の5名の作家にアメリカ、ウィスコンシン在住のリタ・ヤニーさんとモンゴル出身で新潟を拠点に作家活動を展開しているラクチャ・テムレンさんを迎え、国も年代もまちまちな7名の作家が集まりました。
互いの共通点を考えると、いずれも或る「わだかまり」を抱えて作品世界を創り上げているように思えます。それは簡単に善し悪しを問えない心情であり、日々の生活の中で誰もが抱えずにいられない心情でもあります。
7人は、その「わだかまり」をエネルギーに日々創作し、絵画表現に転嫁し続けていると言えます。そして、結果としての作品が人間への共感に満ちたものとなり、皆様の心へ響くことが出来るならば、こんなに嬉しいことはありません。
小林 裕児